インターネット上の掲示板やSNSで頻繁に議論されるのが、「立命館のGLAは学費が高すぎるのではないか」という指摘です。確かに一般的な私立大学文系学部の4年間総額が約400万〜450万円であるのに対し、立命館大学グローバル教養学部の学費は4年間で約930万〜950万円(初年度約250万円)に達し、数値上は約2倍以上の開きがあります。
しかし、この学費設定には明確な構造的理由が存在します。内訳を精査すると、この学費には立命館大学への授業料だけでなく、オーストラリア国立大学への受講費用・学位取得費用が包括的に組み込まれていることが分かります。通常、オーストラリアのGroup of Eight(豪州トップ8大学)に正規留学生として4年間単独進学した場合、学費だけで年間40,000〜50,000豪ドル(約400万〜500万円)、4年間で2,000万円前後の学費が発生し、現地の滞在費を含めると総額3,000万円近くに跳ね上がります。
つまり、単一の国内私大として見れば「高額」に見える学費も、「世界ランキング上位校の正規学位を日本にいながらコストを抑えて取得するスキーム」として捉え直せば、むしろ経済的合理性の高い選択肢として機能しているのが実情です。