介護現場やSNS、知恵袋などのコミュニティに寄せられた実際のユーザーおよび家族の声を検証すると、高い満足度の一方で、導入初期の戸惑いも浮き彫りになっています。
「手首の手術後、杖では体重がかけられず寝たきりになりかけていた母が、前腕支持型歩行車を借りてから一人でトイレに行けるようになった」(70代家族・手記より)という声や、「関節リウマチが悪化して外出を諦めていたが、肘置きに体重を乗せられる屋外用モデルのおかげで近所のスーパーまで散歩を再開できた」という前向きな評価が多数を占めます。
一方で、失敗談として目立つのは「室内の動線確認不足」です。「家の中で使おうとレンタルしたが、トイレのドアノブや廊下の曲がり角で引っかかり、結局置き物になってしまった」「片麻痺の父に試したところ、麻痺側の腕がパッドから滑り落ちてしまい姿勢が崩れた」といった事例です。これらは福祉用具専門相談員や作業療法士による事前の「適合評価」を丁寧に行うことで回避できます。