楽天グループ株式会社のトップである三木谷浩史会長兼社長は、グループ内の各種サービスを金融・保険事業と強固に結びつけるクロスユース戦略を徹底して推進してきた。ペット関連市場もその例外ではない。ライフスタイルに浸透した各種デジタルインフラを足がかりに、ペットオーナーの生活圏丸ごとを同社サービスで包み込む構想を描く。
しかし、通信事業をはじめとするグループ全体の投資局面において、保険事業に求められる健全性と収益性のバランス確保は極めてシビアだ。単なる顧客囲い込み策にとどまらず、持続可能な事業モデルとして提示できるかが今後の生命線となる。