「スタンド席だから見にくいのではないか」という懸念は、武道館においては無用だ。1階スタンド席は、ステージを適度な高さから見下ろす絶妙な角度に位置し、会場内でも「最も見やすい神席」と評されることが多い。特に南スタンド前列は、アーティストの表情と演出の全体像を同時に視界へ収められる贅沢なポジションだ。
2階スタンド席は、すり鉢状の急な傾斜(最大約30度)が特徴だ。前の人の頭部で視界が遮られる心配がほとんどなく、後方列であってもステージ全体の照明演出やペンライトの光の海を一望できる。距離感こそ離れるものの、オペラグラスや双眼鏡を持参すれば、個々の表情までクリアに捉えることが可能だ。