三人組という形態は、誰か1人が欠けた際のグループ存続において極めて重大な選択を迫られます。近年、その激動の歴史を象徴する出来事が相次ぎました。
リアクション芸のパイオニアであるダチョウ倶楽部は、リーダーの肥後克広、寺門ジモン、そして2026年に急逝した上島竜兵さんの3人で長年活動してきました。南部虎弾の脱退を経て3人体制となって以降、「聞いてないよァ」「どうぞどうぞ」などの国民的お約束芸を確立。上島さんの逝去後、世間には解散を危惧する声もありましたが、肥後とジモンは「上島を含めた3人の魂」を胸にダチョウ倶楽部の看板を守り続ける道を選択しました。有吉弘行ら後輩芸人たちとの温かい連携も含め、2026年の現在も笑顔を届け続けています。
一方、近年大きな再編を迎えたのがジャングルポケットです。NSC東京校12期生の太田博久、おたけ、斉藤慎二によって2006年に結成され、斉藤の強烈なキャラクターと太田の熱血ツッコミ、おたけの天然ボケを武器にトリオの代表格として活躍してきました。しかし、斉藤の不祥事による所属事務所との契約解除を受けて体制が一変。残された太田とおたけの2人はコンビとしてグループ名を背負い、舞台やテレビでの活動を継続しています。予期せぬメンバー離脱という危機に直面しながらも、残されたメンバーが泥臭く笑いを紡ぐ姿に業界内外から熱いエールが送られています。