都庁での展示終了後、ネズミの防潮扉は一時的に日の出ふ頭の複合施設「Hi-NODE(ハイノード)」などでも展示されましたが、現在は東京都港湾局が管理する保管施設にて厳重に保管されています。
もともと津波や高潮を防ぐためのインフラ設備の一部であったことから、金属の腐食防止や劣化を防ぐ適切な温湿度管理のもとで保管が続けられています。常設展示は行われていませんが、東京の臨海副都心エリアの文化イベントやアート振興企画に合わせた特別展示の要望は根強く、今後も節目のタイミングで限定公開される可能性が残されています。
違法な落書きとして消去されるはずだった1枚のステンシル画は、小池都知事のツイートを契機に、行政が公式に保管する「東京の現代遺産」として今も眠り続けています。