嵐が初めてNHK紅白歌合戦のステージに立ったのは、CDデビューから10周年の節目を迎えた2009年のことだ。大みそかの夜、NHK総合テレビジョンを通じて全国に届けられた初ステージは、デビュー曲『A・RA・SHI』をはじめとするスペシャルメドレー。緊張感漂う生放送のなかで解き放たれた5人のエネルギーは、瞬く間に視聴者を魅了した。
それ以降、2026年に活動休止を迎えるまで12年連続で出場。ヒット曲を連発しながら国民的スターとしての確固たる地位を築き上げ、毎年の年末になくてはならない存在となっていく。単なる一アーティストの枠を超え、番組全体の顔として時代を象徴するアイコンへ駆け上がった瞬間であった。