最終回(第11話)で描かれた結末は、禁断の恋という重いテーマに対するドラマ制作陣の誠実な回答として、現在も高く評価されています。
晶の母親から提示された「今後一切、晶と接触しない」という厳しい誓約書に署名した聖は、日本を離れ、日本語教師としてタイの孤児院で新たな生活を始めます。晶もまた、母との関係を修復しながら学業に励み、社会人としての自立を目指します。互いに連絡を完全に断ち、物理的にも精神的にも完全に自立した時間が流れます。
そして5年後、タイの夕景が広がる寺院で2人は奇跡の再会を果たします。大人へと成長した晶の手には、かつて交わした誓約書とパスポート。未成年と保護者という関係を脱し、対等な一個人の大人として向き合えるようになった瞬間、物語は静かに幕を下ろしました。単なるハッピーエンドに逃げず、社会的責任を果たした末の結実を描いたことで、初期の「気持ち悪い」という批判は「見事な完結」という称賛へと塗り替えられました。