Q1:VTuberの中の人の年齢や本名は、なぜ本人が隠していても漏れてしまうのですか?
A1:完全なゼロから活動を始めるケースは稀で、過去のSNS投稿、過去に所属していた芸能事務所や劇団の登録名簿、配信初期に登録した公開ドメイン情報(Whois情報)やAmazonのほしい物リストの設定ミスなど、過去の無名時代のデジタルフットプリントから照合されるケースが9割以上を占めます。近年では、ファンによる悪質な個人情報の掘り起こし(ドキシング)が大きな社会問題となっています。
Q2:前世で炎上やトラブルを起こした配信者でも、大手事務所のオーディションに合格できますか?
A2:極めて困難ですが、ゼロではありません。現在の大手事務所は採用プロセスにおいて厳格な身辺調査(バックグラウンドチェック)とSNSの過去ログ精査を実施しています。ただし、炎上の性質が法的・社会規範的な重大事犯ではなく、単なるキャラクター付けやプレイスタイルに起因するものであり、圧倒的な配信スキルや動員力があると総合的に判断された場合、条件付きで採用・転生に至った事例は過去に存在します。
Q3:ネット上で「中の人の実写画像」を閲覧したり、リツイート・共有したりすると罪に問われますか?
A3:単にWebページを閲覧する行為自体が直ちに違法となる可能性は低いものの、その画像を保存して再投稿したり、SNS上で拡散(リポストや引用投稿)したりする行為は、プライバシー権侵害や肖像権侵害の共同不法行為と見なされる法的リスクがあります。近年はリツイート行為そのものに対する不法行為責任を認める最高裁判所の判例も確立しており、安易な拡散は損害賠償の対象となり得ます。