「キャリコン試験は簡単なのか」という問いに対し、SNSや知恵袋では「学科は過去問だけで受かった」「実技は面接官との相性」といった声が飛び交う。実際のところ、学科試験の合格率は65〜75%、実技試験は60〜70%前後で推移しており、国家資格の中では比較的チャレンジしやすい部類に入る。しかし、この数字には重要なカラクリがある。
実技試験の受験者の大半は、すでにキャリコン養成講座(厚生労働省認定講習)を修了した人々だ。つまり、ある程度の実践トレーニングを積んだ母集団の中で6〜7割しか合格していない、と読み替える必要がある。未経験者が独学だけで実技に臨むのは、かなり分が悪いというのが編集部の見立てだ。
さらに、2026年は試験変更点として、実技試験における「逐語録の精査」や「傾聴姿勢の評価基準」がより明確化されるという観測が受験者コミュニティで広がっている。公式に明文化される前の段階でも、養成講座側は試験対策のアップデートを急いでいる。過去問を繰り返すだけの学習では対応しきれない可能性があることを覚悟しておきたい。