くるぶしの骨のすぐ上には、皮膚と骨が擦れ合って組織が傷つくのを防ぐための小さな袋「滑液包(かつえきほう)」が存在します。通常、この袋の中にはごく少量の潤滑油(滑液)しか入っていませんが、外部から繰り返し機械的なストレスが加わると、防御反応として滑液が異常分泌されて水が溜まる現象が起こります。
外くるぶしに水が溜まる原因として代表的なものは以下の通りです。
- 床や畳との摩擦・圧迫:硬いフローリングでの長時間の正座、あぐら、横座りなど。
- 靴による圧迫・擦れ:ハイカットスニーカー、硬い革靴、くるぶしに縁が当たるトレッキングシューズや安全靴の着用。
- 足のアライメント異常:偏平足や回内足(かかとが内側に倒れ込む歩き方)により、外くるぶし周辺へ偏った負荷がかかり続ける状態。
- 過去の外傷やスポーツ:足首の捻挫による関節の不安定性や、激しいストップ&ゴーを伴う競技動作。
「正座や硬い靴のせいだけ」と思われがちですが、骨格の歪みや立ち姿勢のバランス崩れが根本原因になっているケースも珍しくありません。