あのアッパー部分に開いた通気穴。涼しさと軽量化をもたらす最高の設計だが、紫外線に対しては容赦のない幾何学模様のスタンプと化す。世界中で愛されるクロックスの定番「クラシック クロッグ」は、履き心地が良いからこそ長時間の外出で愛用されがちだ。その結果、穴の部分だけが極端に黒く焼け、周囲の肌との間に圧倒的な明暗差が生まれてしまう。
さらに厄介なのが、足の甲という部位のターンオーバーの遅さだ。顔や腕と比べて皮膚の代謝が緩やかなため、一度クッキリと刻まれた穴あき模様は、数週間から最悪の場合は数ヶ月にわたって消えない。サンダルを脱いでも、まるで透明なシューズを履いているかのような違和感が残るのだ。