クランク・デビルの世界観は、音楽の枠組みを速やかに飛び越えた。その漆黒の美学は、ストリートファッションやハードコアなアクセサリーデザインへと移植されていく。
髑髏(スカル)や悪魔の角、クロスモチーフ、歪んだメタルロゴ。これらは単なる装飾ではなく、社会のメインストリームに対する強烈な異議申し立てだった。日本のカスタムバイクカルチャーや職人によるハンドメイドのシルバーブランド(Crank Devilなど)においても、この重厚で攻撃的なデザインラインは熱狂的な支持を集めている。
革ジャンに刻まれた掠れたプリント、ズッシリと重いスカルリング。身につける者に「ストリートの異端者」としてのアイデンティティを与える造形美がここにある。