「ヒゲの殿下」として国民から親しまれた故・寛仁親王殿下と信子さまの出会いは、信子さまがまだ16歳の女子高校生の時でした。軽井沢の別荘地や共通の知人を通じた集まりで知り合い、寛仁親王が一目惚れされたエピソードは広く知られています。
当時、寛仁親王は信子さまの聡明さと天真爛漫な人柄に強く惹かれ、出会って間もない時期に早くもプロポーズされたといいます。しかし、信子さまがまだ若年であったことなどから、本格的な婚約内定までには約8年の歳月を要しました。英国留学などを経て大人の女性へと成長された信子さまに対し、寛仁親王の情熱は変わることなく、1980年(昭和55年)4月に婚約が正式発表、同年11月に華燭の典が執り行われました。
このご成婚により、麻生家と天皇家・宮家は正式に姻戚関係で結ばれることになりました。民間から宮家への嫁入りという一大慶事は、当時の麻生家および政財界にとっても歴史的な転換点となりました。