堀北真希という芸名があまりに自然で洗練されていたため、デビュー当時は本名だと信じていた視聴者も少なくなかった。しかし、中学校時代の卒業アルバム写真がネット上に流出したことをきっかけに、本名が「原麻里奈(はら まりな)」であることが広く知られるようになった。
写真に収められていたのは、すでに圧倒的な透明感を放つ少女の姿。ショートカットに端正な顔立ち、飾り気のない笑顔は、スカウト陣が一目でスター性を確信したという逸話を裏付けるに十分な破壊力を持っていた。「麻里奈」という響きには、どこか海のような広がりと凛とした芯の強さを感じさせる響きがあり、本名を知ったファンからも「本名すらヒロインのようだ」と絶賛の声が上がった。
芸名「堀北真希」の名付け親は、当時所属していた芸能事務所スウィートパワーの創業者である。画数や響きの良さ、運気などを綿密に計算して命名されたこの名前は、瞬く間に日本の芸能界を代表するアイコンへと成長していった。