倉田聡子が拓く美容師の新しい生き方|原宿「Behöv」誕生とキャリアの軌跡に関する注目トピックをまとめてご紹介します。最新情報を求める方は必見です。

美容師としてのキャリアが全盛期を迎える中、倉田を大きな転機が襲う。妊娠と出産である。

美容業界は長年、長時間労働と過酷な拘束時間が当たり前とされてきた。夜遅くまでの練習や接客、休日返上でのセミナー参加。そうした環境の中で、多くのアシスタントやスタイリストが結婚や育児を機に業界を去っていく。倉田自身も、自身のライフステージが変化したことで、従来の働き方に強い疑問を抱くようになった。

「大好きな美容師の仕事を続けながら、子どもとの時間も大切にしたい。そして、同じように悩むスタッフが安心して働ける場所を作りたい」

その強い決意のもと、2025年5月、彼女は原宿・神宮前というトレンドの中心地に自身のサロン「Behöv(べほぶ)」をオープンした。

「必要とされる場所」を意味する北欧語の店名に込めた想い

サロン名である「Behöv」は、北欧の言葉で「必要」や「求められる」を意味する。お客様から必要とされるサロンであることはもちろん、スタッフがお互いを必要とし合い、地域社会に根差した存在でありたいという願いが込められている。