サンリオキャラクター大賞が世界的なフェノメノンへとスケールアップした背景には、グローバルファンの熱烈な参戦があります。サンリオ海外順位国別ランキングを詳細に調査すると、地域ごとに驚くほど異なるキャラクター観が浮き彫りになります。
中国、韓国、台湾などの東アジア地域では、クロミとシナモロールが圧倒的な2強を形成しています。特に韓国では、アイドルカルチャーとサンリオの親和性が極めて高く、K-POPアーティストがクロミやシナモロールのグッズを身につけることで、トレンドがさらに加速する好循環が定着しました。
対照的なのが北米・ヨーロッパ市場です。欧米圏では、伝統的なハローキティの知名度が依然として突出しているものの、大賞投票では「アグレッシブ烈子」や「ぐでたま」といった、社会風刺の効いたキャラクターが上位に食い込む傾向が見られます。可愛いだけではない、日常のフラストレーションやアイロニーを表現するキャラクターが支持を集める点は、西洋的な価値観の反映と言えます。