インターネット上では度々、「あのサンリオキャラは消えた?」「権利関係で封印されたのか」といった疑問や噂が飛び交います。しかし、調査報道や公式発表を精査すると、ネット上の憶測とは異なる実態が見えてきます。
例えば、2004年にデビューしテレビアニメでも大ヒットした白うさぎと黒うさぎのパティシエコンビ「シュガーバニーズ」。一時期に比べて店舗での単独グッズ展開が落ち着いたため「消えた」と囁かれることがありますが、公式アーカイブから抹消されたわけではありません。流行世代が20代〜30代を迎えた現在、大人向けコスメや限定アパレル、サンリオピューロランドでのグリーティング企画などで高い人気を維持しています。
また、サンリオには累計450以上のキャラクターが存在しており、全キャラクターのグッズを常時店頭に並べることは物理的に不可能です。そのため、露出が控えめになっているキャラクターを「消えた」と誤認するケースが大半を占めています。
サンリオは近年、こうした往年の名作キャラクターを埋もれさせない取り組みを加速させています。その代表例が、1980年代〜1990年代生まれの男のコキャラクターで結成されたユニット「はぴだんぶい」(ポチャッコ、タキシードサム、けろけろけろっぴ、バッドばつ丸、ハンギョドン、あひるのペックル)です。「ハッピーになりたい男子たち、V字回復をねらう」を合言葉に活動を開始した彼らは、SNSや音楽配信を通じてZ世代の心を掴み、見事な復活を遂げました。