叩く音は罠?プロが明かすおいしいスイカの見分け方と完熟サインについて徹底解説いたします。最新の情報をご確認ください。

スイカをひっくり返した底部にある茶色い円状の窪み、通称「お尻のへそ(花落ち部)」は、熟度を測る重要なバロメーターです。この窪みは花が咲いていた名残であり、果実の成熟度合いによってサイズが劇的に変化します。

狙い目は「へその直径が5ミリから1円玉未満(約1センチ程度)」のサイズ感です。へそが大きすぎる(1.5センチ以上ある)ものは収穫適期を過ぎて過熟になっており、果肉が繊維質でパサついていたり、内部に鬆(す)が入っていたりする傾向があります。反対に、へそが針の先のように小さすぎるものは未熟で甘みが乗り切っていません。

また、スイカの表面全体にうっすらと白っぽい粉がついていることがあります。これは農薬ではなく、果実自らが水分の蒸発を防ぐために分泌する天然成分「ブルーム」です。ブルームが均一に皮を覆っているものは鮮度抜群でみずみずしく、果汁がたっぷり詰まっているサインとなります。