料理の際に出た骨や、砂浜で拾った骨をインコのおやつや彫金素材として再利用する場合は、徹底した下処理が不可欠です。生のまま放置すると強烈な生臭さやカビが発生し、海水の塩分が残ったまま小鳥に与えると塩分過多による内臓疾患の原因になります。以下の4ステップで安全に仕上げましょう。
① 薄皮とぬめりの洗浄除去
取り出した骨の表面には、薄い膜やイカのぬめりが付着しています。水道水を流しながらタワシや硬めのスポンジ、古い歯ブラシなどを使い、表面のぬめりと薄皮を綺麗にこすり落とします。
② 完全な塩抜き(真水浸漬)
ボウルやバケツにたっぷりの水道水を張り、骨を完全に沈めます。毎日1〜2回水を入れ替えながら、最低でも2〜3日間しっかりと真水に浸し、内部の気室に染み込んだ海水の塩分を完全に抜いてください。鳥用として使用する場合は、この塩抜き工程が最も重要です。
③ 煮沸消毒・殺菌
鍋にたっぷりの湯を沸かし、塩抜きが完了した骨を入れて中火で15〜30分間しっかりと煮沸消毒します。煮沸することで、残留している細菌の完全殺菌と、魚介特有の生臭さの脱臭を同時に行うことができます。煮沸時にアクが出る場合はすくい取ってください。
④ カラカラになるまでの天日干し
煮沸後、清潔なトング等で取り出し、風通しが良く直射日光がしっかり当たる場所で天日干しにします。骨の内部は多孔質で水分が抜けにくいため、晴天の日が続くタイミングを選び、3〜5日間かけて中心部まで完全に乾燥させます。湿気が残っていると保管中にカビの原因となるため、爪で叩いて「カチカチ」と乾いた高い音が鳴るまで乾燥させることが大切です。