SNS上では「開店10分前に行けば余裕」「夕方なら寿司も半額で買える」といった不確実な情報が散見されますが、実際の現場では大きなギャップが存在します。
まず、「公式開店時間(8時)の10分前に到着する」という行動は、現場では致命的な遅れとなります。すでに7時前から並んでいた第一陣が店内を満杯にしており、駐車場は満車、周辺道路は身動きが取れない状態に陥っているためです。確実なコストコ年末年始混雑回避のコツは、「公式開店時間の1時間半前(午前6時30分前後)に現地駐車場へ入庫する」こと一択です。
また、大晦日の夕方は生鮮食品の在庫が完全に枯渇するリスクがあります。コストコでは廃棄ロス削減のため、大晦日の夕方に向けてデリや鮮魚の製造ペースを段階的に落とします。「夕方に安く買おう」と画策しても、売り場にはピザや乾物しか残っていないという事態が頻発しているのが現場の現実です。
集団心理の観点から見ると、年末の大型量販店では「せっかく並んだのだから大量に買わなければ損だ」という希少性バイアス(FOMO:取り残される恐怖)が働きやすくなります。不要な大型カートへの詰め込みを防ぐためにも、事前に購入リストをスマートフォンにメモし、同伴者との役割分担(駐車担当と列並び担当など)を明確にしておくことが冷静な買い物の鉄則です。
【プロの結論】年末年始コストコに向いている人・避けるべき人の判断基準
年末年始のコストコ利用は、向き・不向きが極端に分かれます。自身のライフスタイルや許容できるストレス度合いに応じて、利用の是非を判断してください。
【年末年始の利用に向いている人】
・親族や友人など6名以上の大人数で集まるパーティーを計画している世帯
・午前6時台の起床・出発に抵抗がなく、寒空の下での待機を楽しめる人
・大容量のカニ、和牛、高級寿司を一度にまとめて調達したい人
【年末年始の利用を避けるべき人】
・日常使いのパンやトイレットペーパーなど日用品のみが目的の人(年明け1月中旬以降を推奨)
・小さな子ども連れで、長時間の駐車場待ちや店内過密に耐えられない世帯
・午前10時〜14時の最も混雑する時間帯にしかスケジュールが取れない人