もし移動の真っ只中で新幹線が止まってしまったらどうすべきか。最優先すべきは「冷静な現在地把握と早期の宿確保」である。運転再開を待つ乗客で駅構内があふれかえると、周辺のビジネスホテルは数分で満室になる。
代替ルートとしては、在来線特急への乗り換え、長距離高速バス、あるいは空港への移動による国内線フライトへの切り替えが選択肢に上がる。ただし、台風の規模によっては全交通網が同時に全滅する事態も珍しくない。無理に移動を継続しようとせず、その場にとどまる判断を下す勇気も必要だ。一部の主要駅では、足止めされた旅行者向けに新幹線車両を一夜の避難場所として開放する「列車ホテル」が開設されることもある。