療養解除後しばらくして再び検査を受けた際、陽性判定が出て「もう再感染したのか」と混乱するケースがあります。ここで重要になるのが、再陽性と再感染の違いを正しく整理することです。
再陽性とは、前回の感染で死滅したウイルスの残骸(RNAの断片)が体内に長く残り、精度の高いPCR検査などで一時的に検出されてしまう現象を指します。他人に感染させる力はなく、新たな自覚症状を伴わないケースがほとんどです。
対する再感染は、体内から一度ウイルスが排除された後、別のウイルスに新たに感染して体内で再び増殖している状態です。こちらは強い感染力を持ち、発熱や喉の痛みといった症状が再び現れます。前回の療養終了から90日以上経過してからの陽性、または新たな急性症状を伴う陽性判定は、基本的に再感染と診断されます。