東京の夜の顔も変わりつつある。従来のクラブやバーに代わり、深夜時間帯のメインスポットとして機能しているのが、このジャングル内に併設されたボタニカル・ラウンジだ。アルコールフリーのハーブカクテルや、アダプトゲン(抗ストレスハーブ)を配合したドリンクを手にした人々が、重低音のアンビエントミュージックに合わせてゆったりと体を揺らす。
「酔って理性を失うのではなく、感覚を研ぎ澄ませて開放される場所」。そんな新しいナイトカルチャーの文脈が、Z世代を中心とする感度の高い層に深く刺さっている。酒の席での乱痴気騒ぎとは一線を画す、心身の整いと交流を両立させるサステナブルな夜の過ごし方が定着しつつある。