作品のファンなら一度は訪れたいのが、劇中に登場したゆかりの地を巡る「聖地巡礼」だ。京都駅を出発点とし、まずは『迷宮の十字路』の舞台となった梅小路公園や鴨川沿いの街並みを散策するのが王道コースとなっている。風情ある格子戸の町家が連なるエリアは、歩くだけで作中の緊迫したシーンが脳裏に蘇る。
さらに脚を伸ばして渡月橋や鞍馬山へ向かえば、作品の抒情的な情景にじっくりと浸ることができる。現地の案内板や観光案内所でも作品ゆかりのマップが用意されていることがあり、作品の足跡を辿る旅は今や京都観光の主要な目玉の一つとして定着している。