一部のライト層からは「nobodyknows+は『ココロオドル』だけの一発屋ではないか」「ヒット後は解散したのではないか」という誤った言説が散見されます。しかし、これは実態から完全にかけ離れた誤解です。
グループは『ココロオドル』の前にも『ススミダス→』や『エル・ミラドール〜展望台の唄〜』、後にも『シアワセナラテヲタタコウ』やアニメ『NARUTO -ナルト- 疾風伝』主題歌となった『Hero's Come Back!!』など、数多くのスマッシュヒットを連発しています。また、彼らは一貫して拠点を東京に移さず、地元・愛知県名古屋市に留まり続ける「フッド(地元)密着型」の活動モデルを貫いてきました。
さらに注目すべきは、メンバー各自が歩んできた独自のパラレルキャリアです。ノリ・ダ・ファンキーシビレサスは愛知県内でプロレス団体「今池プロレス」のリングに立ち、さらに農業(岐阜県での米・野菜栽培)に従事。crystal boyはアパレルショップ経営、HIDDEN FISHは飲食業や釣り関連のビジネス、ヤス一番?は地元の居酒屋「わかば屋」を営み、DJ MITSUは自身のレーベル運営とプロデュースワークを継続しています。
大手芸能プロダクションのシステムに依存せず、地に足をつけた生業を持ちながら、自分たちのペースで音楽を紡ぎ続ける彼らの生き方は、昭和・平成型の芸能界システムが変容した現代社会において、極めて健全かつ先進的なアーティストの自立モデルとして社会学的にも再評価されています。