近年、山林と人間の生活圏の境界線(里山)が過疎化や温暖化によって曖昧になり、人を恐れない「アーバンベア(都市型熊)」の出現が常態化しています。国や各自治体も指定管理鳥獣への追加や駆除体制の強化を進めていますが、個人の防犯意識のアップデートが不可欠です。
山菜採りや登山、キノコ狩りなどで入山する際は、単独行動を避け、熊鈴やラジオなど音の出る機器を複数携行して「人間の存在を事前に知らせる」ことが第一の予防策です。また、キャンプ場や山間部のゴミステーションに生ゴミや匂いの強いものを放置しない徹底した管理が、新たな「人喰い熊」を生み出さないための地域全体の防衛策となります。