ネット上の情報の中には「誰でも簡単に扱える初心者向けスキー」という記述が見受けられますが、これは重大な誤解です。ギア選定で失敗しないために、知っておくべき2つの盲点を解説します。
第一に、コード・ブルーは決して「完全な初心者向け」の軽量ソフトスキーではありません。基礎的なプルークボーゲンからパラレルターンへの移行期にある初級者が履くと、ウッドコアのしっかりとした芯材と適度な重量感に負け、取り回しに苦労する可能性があります。この板の真価が発揮されるのは、「パラレルターンがある程度でき、スピードを上げていきたい」「急斜面でも破綻しない安定感がほしい」という中級レベル以上です。
第二の盲点は、中古市場で購入する際のビンディング規格と経年劣化です。コード・ブルーに搭載されている初期〜中期Marker製ビンディングは、近年のスキーブーツの主流である「GripWalk(グリップウォーク規格・ISO 23223)」に対応していない従来のアルペンソール(ISO 5355)専用モデルが存在します。規格外のブーツを無理に装着すると、転倒時にビンディングが正常に解放されず、重大な怪我につながるリスクがあります。中古購入時は、対応ブーツ規格とヒールピースのプラスチック劣化状態を必ず専門店で点検してください。