アートと身体表現の両軸において、千賀健永が放つクリエイティビティは専門家からも高い評価を受けています。その集大成となったのが、オリジナルキャラクター「FiNGA(フィンガ)」を主軸に据えたソロ個展千賀健永 個展 FiNGAiSMです。手指のフォルムをモチーフにしたこの立体アート作品群は、長年にわたり手振りを重視したダンス表現を追求してきた彼ならではの着想から誕生しました。
2026年春の表参道ヒルズでの初開催では、自らが素材を選定した3Dペンアート、粘土造形、さらにはスニーカーの解体・再構築リメイク作品が展示され、プラチナチケット化する大盛況を記録。その熱気は日本国内にとどまらず、同年冬には台湾・台北の華山1914文化創意産業園区での海外個展開催へと結実しました。現地の主要メディアは「日本のトップアイドルが手掛ける本格的な現代ポップアート」として大々的に報道し、千賀自身も北京語での挨拶や現地コレクターとの交流を通じて確かな足跡を残しました。
この造形美へのこだわりは、根本にある千賀健永 ダンスと振付の実力と密接にリンクしています。小学時代に全国ダンスコンテストで上位入賞を果たし、マイケル・ジャクソンのスタイルを身体に染み込ませてきた彼のステップは、グループ内でも群を抜くキレとグルーヴ感を誇ります。「Tonight」をはじめとするKis-My-Ft2のエッジの効いたダンスナンバーの振付のみならず、後輩グループであるTravis Japanへのコレオグラフィー提供など、振付師としての手腕も広く認められています。かつて舞祭組 千賀健永として泥臭く全力でコミカルな役回りを全うした下積みと経験の幅が、洗練されたアーティスティックな表現に唯一無二の奥行きを与えています。