第1作の王都奪還編で大暴れした楊端和は、その後の続編シリーズでも物語の鍵を握る重要人物として登場し続けています。『運命の炎』や『大将軍の帰還』といった続編においても、彼女の存在は実写版『キングダム』の世界観を強固に支える大黒柱でした。
続編における登場シーンは決して長くはない場面であっても、楊端和が画面に現れるだけで「これで状況が好転する」「勝てる」という絶対的な安心感と高揚感を観客に与えます。これは、第1作で築き上げたキャラクターの強度と信頼感があればこそです。
山崎賢人さん演じる信の真っ直ぐな成長や、吉沢亮さん演じる嬴政の王としての深まりと呼応するように、長澤さんの演じる楊端和もまた盟友としての貫禄と深みを増していきました。実写映画キャスト全体の評価を牽引し、シリーズ全体の格調を高める役割を十二分に果たしています。