話題沸騰中の 将軍から世界的熱狂へ!松平健が明かす表現の現在地と重大計画について、主要な情報をご紹介しています。

松平健の役者人生を語る上で欠かせないのが、不世出の名優・勝新太郎との出会いである。若き日に勝の主宰する勝プロダクションへ入門したことが、表現者としての強固なバックボーンを築き上げた。「型を覚えた上で、型を破る」という豪快な映画人の薫陶を受け、役者としての佇まいと現場での求心力を徹底的に叩き込まれたのだ。

その才能が一気に開花したのが、テレビ朝日と東映株式会社がタッグを組んで制作した名作『暴れん坊将軍』である。八代将軍・徳川吉宗が町火消「め組」に身を寄せ、貧乏旗本の三男坊「徳田新之助」として市井の悪を討つ——この明快かつ痛快なフォーマットは、日本のテレビドラマ制作における金字塔となった。東映京都撮影所が誇る熟練の職人技と松平の気品ある剣技が融合し、四半世紀以上にわたって茶の間を魅了する国民的人気シリーズへと昇華したのである。