高樹沙耶と大麻騒動の真相|逮捕から石垣島の現在と法改正の光影

高樹沙耶と大麻騒動の真相|逮捕から石垣島の現在と法改正の光影

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日本中を驚愕させた逮捕劇が発生したのは、2016年10月25日のことでした。厚生労働省関東信越厚生局麻薬取締部(通称マトリ)は、沖縄県石垣市にある高樹沙耶(本名・益戸育江)の自宅コテージを一斉に家宅捜索。室内から乾燥大麻約55グラムのほか、吸引用のパイプや巻紙などを押収し、高樹本人と同居していた男性2名を大麻取締法違反(所持)の現行犯で逮捕しました。

当時、マトリは数カ月にわたる内偵捜査を進めており、複数の捜査員が現地に入って綿密な行動確認を行っていたと報じられています。押収された乾燥大麻55グラムは、個人が使用する量としては約110回分に相当するまとまった量であり、社会的な関心は一気に高まりました。

裁判における最大の争点は「大麻の所有権」と「共同所持の認識」でした。公判において高樹側は「押収された大麻は同居していた男性のものであり、自分のものではない」として無罪を主張。しかし、検察側は自宅の共有スペースなどから大麻が発見されたことや、吸引器具から本人のDNA型が検出された点などを指摘し、共同所持が成立していると追及しました。

2017年4月27日、那覇地方裁判所は「自宅内で大麻の存在を認識しながら同居人らと共同で保管していた」と認定し、高樹沙耶に対して懲役1年・執行猶予3年(求刑・懲役1年)の有罪判決を言い渡しました。高樹側は控訴せず、この有罪判決が確定することとなりました。

この事件で同時に世間の注目を集めたのが、彼女が石垣島で営んでいた「共同生活」の実態です。自宅敷地内には大麻研究家を名乗る男性を含む複数の男性が同居しており、一部週刊誌では「男性たちとの奇妙な同居関係」としてセンセーショナルに報じられました。公判や後の手記によると、彼女自身は自然農法やエコロジカルな暮らしを志向する仲間として彼らを受け入れていたものの、法的なリスク管理や共同生活における境界線の曖昧さが命取りになった形です。

渡辺 美咲
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渡辺 美咲

心身ともに健康で持続可能なライフスタイルをテーマに、最新のウェルネストレンドを発信中。