2001年の現役引退後、打撃コーチや総合コーチとして2003年・2005年のリーグ優勝を支えた和田氏は、2012年に第32代一軍監督へ就任しました。就任会見で語った「今の戦力にほんの少しのスパイスを加える」というフレーズは、ファンの間で長く語り継がれる有名な名言となっています。
監督としての4年間(2012年〜2015年)の通算成績は、576試合で287勝270敗19分(勝率.515)。派手な采配こそ少なかったものの、4シーズン中3度のAクラス入りを果たす極めて堅実な手腕を発揮しました。
特筆すべきは2014年のクライマックスシリーズ(CS)です。レギュラーシーズン2位から勝ち上がり、ファイナルステージでは宿敵・読売ジャイアンツを相手に敵地・東京ドームで破竹の4連勝を飾り、球団として9年ぶりとなる日本シリーズ進出を成し遂げました。短期決戦で見せた勝負勘とチームの結束力は、今もファンの記憶に鮮烈に焼き付いています。