フックの保護と同じくらい重要なのが、カーテン洗濯のたたみ方における蛇腹折りと、適切な水流設定です。カーテンは面積が広いため、無造作に丸めて洗濯機に入れると、脱水時に強いシワが定着してしまい、アイロン掛けという余計な重労働を招くことになります。
シワを作らず美しく仕上げるためのポイントは3点に集約されます。
まず1点目は、カーテンを洗濯機のおしゃれ着コース(または「手洗いコース」「弱水流コース」)で洗うことです。通常コースの強い水流や激しい攪拌は、生地の毛羽立ちや型崩れを引き起こす要因となります。中性洗剤を使用し、常温の水で優しく洗い上げることが大切です。
2点目は、カーテン洗濯の脱水時間を短め(30秒〜1分程度)に設定することです。脱水が長すぎると、遠心力によって強烈なシワが繊維に刻まれます。「水滴がポタポタ垂れない程度」の軽い脱水にとどめるのが、カーテン洗濯でしわにならない洗い方の核心です。
3点目は、乾燥方法です。乾燥機は生地の急激な縮みを招くため厳禁です。脱水が終わったらすぐに洗濯ネットから取り出し、輪ゴムを外してカーテンレールに干す自然乾燥を行います。濡れたカーテン自体の重み(自重)で自然と下に引っ張られ、シワが綺麗に伸びた状態で元のドレープを取り戻します。部屋の窓を開けて風通しを良くしておけば、半日ほどでしっかり乾きます。