大会を通じて最も世界を熱狂させたシーンのひとつが、グループステージ初戦のセルビア戦で生まれたリシャルリソンのスーパーゴールでした。後半28分、ビニシウスからのアウトサイドクロスを左足のトラップで宙に浮かせると、体を反転させながら鮮やかなジャンピング・バイシクルシュートをゴール右隅へ叩き込みました。このアクロバティックな一撃は、大会最優秀ゴール(ゴール・オブ・ザ・トーナメント)にも選出されています。
また、左ウイングとして先発し続けたビニシウス・ジュニオールの活躍も強烈なインパクトを残しました。抜群のスプリント力と繊細なボールタッチで相手守備陣を幾度となく切り裂き、韓国戦では冷静沈着なオープニングゴールをマーク。ネイマールへの依存度が高かった過去のチームから脱却し、ビニシウスが前線の新たなダイナモとして機能したことは、セレソンの明るい未来を予感させる十分な材料となりました。