カーリング女子日本代表に関するSNSや掲示板の声を定点観測すると、2026年後半からある変化が起きている。それは「ロコ・ソラーレを応援する」という無条件の支持から、「本当に今のロコが最強なのか」という冷静な検証への移行だ。
X(旧Twitter)上では、「フォルティウスの方が今はショット成功率高いのに、なんでロコが代表候補の筆頭扱いなの?」という疑問が少なからず見られた。一方で、長年のカーリングファンからは「五輪本番のプレッシャーで打てるチームはロコだけ」という反論も根強い。5chの実況スレッドでは、2026年日本選手権決勝でのロコ・ソラーレの逆転劇について「結局こういう試合を取るんだよな」と、実績への畏怖とも言えるコメントが並んだ。
現場で取材を続ける中で感じたのは、若い世代のカーリングファンほど「実績より現在のデータ」を重視する傾向が強いという事実だ。20代の観戦者からは「知那美さんと夕梨花さんの連携は美しいけど、フォルティウスの若い選手たちのミスのなさも見ていて楽しい」という声が聞かれた。これは単なる好みの問題ではなく、カーリング観戦のリテラシーが成熟してきた証左でもある。