ネット上の一部では「澪を飲むと悪酔いする」「翌朝に頭痛が残りやすい」といった体験談も見受けられます。度数が5%と低いにもかかわらず、なぜこのような現象が起きるのでしょうか。
主たる原因は「飲みやすさによる飲酒スピードの加速」と「炭酸によるアルコール吸収促進」です。ジュースのような爽やかな口当たりゆえに、短時間でボトルを空けてしまう人が少なくありません。炭酸ガスは胃の蠕動運動を促し、アルコールの体内吸収速度を早める性質があるため、自覚のないまま血中アルコール濃度が急上昇します。
栄養成分面を見ると、澪のカロリーは100mlあたり約60〜65kcal、糖質は8〜9g程度と、一般的な辛口日本酒(糖質約3.5〜4g)に比べて糖分が高めです。体内でアルコールと高濃度の糖分を同時に代謝する際、水分やビタミンが大量に消費されるため、脱水症状からくる頭痛を引き起こしやすくなります。澪を飲む際は、同量の仕込み水(チェイサー)をしっかり挟むことが悪酔いを防ぐ鉄則です。