声帯の厚みや声域の広さは人それぞれ異なります。ここでは、性別や声質に応じた具体的なベストソングを厳選して紐解きます。
男性向け:低音域を武器にクールに決める厳選ナンバー
男性がボカロ曲で挫折する最大の理由は、初音ミク等の女性型ボカロの原曲キー(hiC〜hiE)に無理に合わせようとして喉を締め付けてしまう点にあります。男性には、ボカロ キーが低い曲や、オクターブ下(オク下)で自然に響く楽曲が最適です。
筆頭はKanaria氏の『酔いどれ知らず』と『KING』です。サビを含めて最高音がhiA近辺に収まっており、男性の一般的な地声限界を超えません。また、Chouchou-P(蝶々P)氏の『心做し』は、出だしがmid1D#付近の落ち着いた低音からスタートするため、低音に自信がある男性が表現力を存分に発揮できる構成になっています。
女性向け:地声の安定感と透明感を引き出す王道メロディ
女性ボーカルの場合、裏声への過度な跳躍がなく、中音域(mid2C〜hiC)が豊かに響く楽曲を選ぶことがカラオケ高得点への近道です。
圧倒的人気を誇るみきとP氏の『少女レイ』は、音域が約1.3オクターブと極めて狭く、力まないストレートな発声で最後まで歌い切ることができます。また、40mP氏の『からくりピエロ』はジャズ歌謡のテイストを含んでおり、ブレスのタイミングが人間の歌唱生理に完全に寄り添っているため、音程正確率90%以上を狙う上で最適なエントリー曲となります。