一方はインディーズシーンを象徴する存在であり、他方はドームクラスの会場を即完させるトップランナーだ。一見かけ離れた立ち位置に思えるが、二人の足跡を辿ると驚くほどの共通点が浮かび上がる。その最たるものが、アコースティックギター1本から曲を立ち上げる生々しいソングライティング手法だ。
飾り立てた言葉を排し、生活の匂いや葛藤、愛おしさをありのままに歌詞へ落とし込む。その手触りのある言葉選びは、どちらも妥協を知らない。型にはまったタイアップありきの楽曲制作ではなく、自分自身の「いま」を叫ぶスタンスこそが、世代を超えて聴く者の胸を突く。