カキン王族の「壺中卵の儀」によって授けられた守護霊獣(念獣)の能力が、36巻で次々と明かされます。各王子の深層心理や資質を色濃く反映した能力は、いずれも一筋縄ではいかない凶悪さを秘めています。
特に注目すべきは、第2王子カミーラの念能力「百万回生きた猫(ネコマタ)」です。死後に発動する念(死後強まる念)を利用し、自らを殺害した相手の命を奪って完全蘇生するという驚愕の迎撃型能力を披露しました。さらに、第9王子ハルケンブルグは自身の私設兵との強固な信頼関係によって集団意志の念を爆発させ、いかなる防御も貫通する圧倒的な射撃能力に覚醒。底知れない才能を見せる第4王子ツェリードニヒの不穏な修行風景と相まって、王位継承戦のパワーバランスは激変していきます。