渦中の事態に対し、大学本部およびエジプト政府側は一貫した姿勢を示しています。駐日エジプト大使館フェイスブック等で公開されたエジプト大使館公式声明では、カイロ大学学長名による正式な文書として、小池氏が1976年10月に同大学文学部社会学科を卒業したことを明言しました。
このカイロ大学公式見解において、大学側は「卒業証書は正規の手続きを経て発行された真正なものである」と断言し、外国の政治闘争に大学の名誉が利用されることに対して強い遺憾の意を表明しています。正規のカイロ大学卒業証明書には、学部長や学長の署名、大学の公印、さらにはエジプト外務省の認証印が付与される厳格なルートが存在します。
一方で、批評家や一部メディアからは「エジプト政府と日本側の外交的・経済的関係を考慮した政治的配慮が働いたのではないか」という指摘も根強く残っており、公式見解が出された後も完全な議論の終息には至っていません。