かぼちゃの収穫目安は日数だけじゃダメ?プロ直伝の完熟見極め術

かぼちゃの収穫目安は日数だけじゃダメ?プロ直伝の完熟見極め術

かぼちゃの収穫目安は日数だけじゃダメ?プロ直伝の完熟見極め術についての最新情報をお届けします。

収穫サインを見極める上で見落としてはならないのが、西洋かぼちゃと日本かぼちゃの違いです。日本で現在流通・栽培されているかぼちゃの大半は「黒皮栗」や「えびす」に代表される西洋かぼちゃですが、伝統野菜に多い「小菊かぼちゃ」や「黒皮かぼちゃ」などの日本種を育てる場合は、チェックポイントが根本から異なります。

西洋かぼちゃが「ヘタ全体がコルク化し、果皮の艶が消える」のに対し、日本かぼちゃはヘタがほとんどコルク化しません。日本種は完熟に近づくと、果皮の溝が深く刻まれ、表面を覆う白い粉(ブルーム)が吹き出してきます。ヘタの付け根周辺がわずかに黄色味を帯び、ブルームで粉を吹いた状態になった時が収穫適期です。

また、西洋種はデンプン質主体の「ホクホク感」を追求するため樹上での完全なデンプン蓄積が命ですが、日本種は水分を多く含む「ねっとりとした粘質」と繊細な出汁の染み込みが特徴です。過熟になると食感が損なわれるため、日本かぼちゃは開花からの日数(35日前後)と果皮のブルームを目安に、やや若々しさを残して収穫するのが鉄則とされています。

小林 直樹
Author

小林 直樹

シンプルで洗練された住まいづくりとインテリアコーディネートのアイデアを提案しています。