サーフボードを車載する手段は、大きく分けて「車内キャリア(中積み)」と「ルーフキャリア(外付け)」の2系統に分かれます。どちらを選択すべきかは、乗車人数、ボードの長さ、そして移動距離によって明確に分かれます。
まず、アシストグリップなどを利用してバーを渡すサーフボード車内キャリアは、風雨や紫外線からボードを守れる点が最大のメリットです。走行中の風切り音や燃費悪化の心配がなく、高速道路を使った長距離移動でもボードの脱落リスクがありません。一方で、車内の天井空間が圧迫されるため、同乗者の頭上スペースが狭くなる点や、複数枚のロングボードを積むには限界がある点がデメリットです。
対してサーフボードルーフキャリアは、車内の居住空間やラゲッジスペースを一切犠牲にせず、複数枚のボードや大柄なロングボードを効率的に運べる強みがあります。特に家族や仲間との相乗りトリップでは外付けキャリアが絶大な威力を発揮します。ただし、立体駐車場の高さ制限に引っかかりやすくなる点や、雨天時の汚れ、盗難防止対策(キーロック付きアタッチメントの併用など)を徹底する手間が発生します。
さらに、手軽に着脱できるサーフボードソフトキャリアという選択肢もあります。ルーフレールがない車でもドアフレームにストラップを通すだけで設置でき、レンタカーを使った遠征先でも重宝する反面、高速走行時のバタつき音や締め付けによるルーフの凹みには十分な配慮が求められます。