拘置所と刑務所の決定的な違いとは?知られざる生活実態と塀の中の真実の具体的な内容に迫る! わかりやすい言葉でご紹介しています。

Q1:拘置所の中にいる間、生活費や食費は自己負担になるのですか?
A1:いいえ、基本的な生活費(主食・副食の食事代、寝具、標準的な衣類、施設内での診療費など)はすべて国費で賄われるため、請求されることはありません。自己負担になるのは、本人が自発的に希望して購入する菓子類、缶詰、雑誌・書籍、私物の日用品(自弁品)の代金のみです。

Q2:拘置所から刑務所に移送されるまでの期間はどのくらいかかりますか?
A2:判決が確定してから通常2週間〜2ヶ月程度です。確定後、本人の犯罪傾向、心身の健康状態、年齢、適性などを把握するための「分類調査」が行われ、全国の刑務所の中から最適な収容先が決定された段階で移送が行われます。

Q3:拘置所と刑務所では、結局どちらのほうが生活がきついとされていますか?
A3:苦痛の種類が異なります。拘置所は原則単独室(独居房)で、刑務作業がないため自由時間が多いものの、会話相手のない絶対的孤独と「裁判の結果への恐怖」という強い精神的ストレスを抱えます。刑務所は共同室(雑居房)が多く、集団行動の規律訓練や厳格な作業義務による肉体的・対人的な緊張感が続くため、どちらを重く感じるかは個人の適性によって分かれます。

Q4:判決が出た後でも保釈金さえ払えば拘置所から出られますか?
A4:実刑判決が「確定」した後は、保釈制度そのものが適用されないため、保釈金で釈放されることはありません。判決に不服があり控訴・上告している間(未確定状態)であれば再度の保釈請求は可能ですが、一審で有罪判決が出た後は逃亡の恐れが高いと判断されやすく、保釈が認められる難易度は極めて高くなります。