学生生活の満足度を左右する食環境において、東大阪キャンパスは全国でもトップクラスのバリエーションを誇ります。学内には大小10カ所以上の飲食スポットが点在し、単なる「安かろう悪かろう」の学食イメージは完全に払拭されています。
現役生の口コミで常に上位に挙がるのが、大型フードホール「THE CHARGING PIT & DINER」や「K-Shop」、そして各厚生施設内の食堂です。日替わり定食が400円〜500円台で提供されるだけでなく、定期的に開催される「近大マグロ」の特別メニュー提供日は開店前から長蛇の列が形成されます。さらに、学内にはモスバーガー、すき家、サーティワンアイスクリーム、CNN Cafeなどの商業テナントが多数出店しており、外食チェーンと学食がしのぎを削る構図となっています。
ネット上の掲示板やSNS、知恵袋に寄せられたリアルな声を分析すると、賞賛とともに大規模大学特有の課題も浮かび上がってきます。
「昼休みの12時10分を過ぎると、どの食堂も座席の争奪戦。席を確保するだけで講義の合間が終わりかけるので、4限がない日は13時以降にズラして食べるのが鉄則」(文芸学部・3年男性)
「設備費を取られているだけのことはあり、Wi-Fi環境の強さとアカデミックシアターの居心地は神レベル。ただ、サークルに入らないと友人が固定化されず、3万人の孤独を感じることもある」(法学部・2年女性)
「近大通りのがっつり系ラーメン『〇〇』に通い詰めるのが男子学生の通過儀礼。学内の洗練されたカフェと下町の泥臭い定食屋の両方を味わえるのは東大阪ならでは」(経済学部・4年男性)
このように、利便性の裏にある混雑や、規模が大きすぎるがゆえの人間関係の希薄化に戸惑う声も存在します。広大なキャンパスを快適に過ごすためには、時間差行動や学内スポットの使い分けといった「都市生活者としての立ち回り」が求められます。