尿管結石はある日突然発症するように思われますが、実際には発作の数日前から数時間前にかけて、かすかな前兆サインが現れていることが少なくありません。
初期の段階で見られる代表的な前兆は以下の4点です。
- 片側の腰や背中の重だるさ:「寝違えた」「筋トレで腰を痛めた」と勘違いしやすい、片側だけの鈍い違和感。
- 尿の色の変化(肉眼的・顕微鏡的血尿):石が動いて尿路の粘膜を傷つけることで、尿がピンク色や紅茶色、コーラ色に濁る。肉眼では分からなくても健康診断の尿潜血で指摘されるケースが多い。
- 繰り返す頻尿と残尿感:膀胱炎に似た感覚で、トイレに行ったばかりなのにすぐに行きたくなる。
- 微熱と胃のむかつき:腎臓周辺の自律神経が刺激され、消化管の動きが悪くなって食欲不振や軽い悪心が出る。
これらのサインに気づいた段階で水分を意識的に多めに摂取し、泌尿器科で超音波(エコー)検査やCT検査を受けておくと、深夜の突然の救急搬送を防ぐことができます。