この出来事は、その後の日韓関係に複雑な影を落としました。韓国側では「日本には謝罪できる良心的な政治家もいる」という認識が広まったものの、日本国内では「勝手な謝罪行動が韓国側の歴史カードを強める口実を与えた」とする警戒感が強まり、かえって対韓感情を硬化させる一因にもなりました。
政界引退後の鳩山氏は、一般財団法人「東アジア共同体研究所」の理事長などを務め、中国や韓国をはじめとするアジア諸国との民間外交や平和フォーラムに精力的に参加し続けています。
現在でも歴史問題や東アジアの安全保障に関する独自の持論を展開し、時にSNS上で大きな物議を醸すことがあります。しかし、本人は一貫して「友愛」の理念を掲げており、国家間の対立を超えるためには個人の誠意による歴史的清算が不可欠であるというスタンスを崩していません。