気象庁が発表する数値予報モデルや、気象業務支援センターから配信される高度な大気格子データを突き合わせると、予測のブレを生んでいる主因が浮き彫りになります。東シナ海に停滞する前線の活動度と、太平洋高気圧の縁辺を回る湿った空気の押し出しの強弱です。
スーパーコンピュータが弾き出す複数のアンサンブル予測では、雨雲の主帯が筑後平野に直撃するシナリオと、やや南にずれて小康状態を保つシナリオが拮抗しています。数値の振れ幅が大きい時期だからこそ、単一の予報結果を鵜呑みにせず、最新の計算結果へ常にアップデートする姿勢が求められます。