久本雅美氏と公明党の関係を読み解く上で、母体支持母体である創価学会への入会経緯と、学会内部での位置づけを把握することは欠かせません。彼女が入会したのは、無名の下積み時代であった1984年(昭和59年)9月のことでした。
当時の特番インタビューや自著・過去の手記で語られた内容によると、劇団東京ヴォードヴィルショーを経て「劇団WAHAHA本舗」の旗揚げに参加したものの、当時は重度の貧困と将来への激しい焦燥感に苛まれていたといいます。日々の生活費にも事欠き、肌荒れや体調不良に悩まされていた折、劇団の先輩であった柴田理恵氏らからの勧めを受け、現状打破の糸口を求めて信仰の道を選んだと明かされています。
その後、バラエティ番組『笑っていいとも!』や『メレンゲの気持ち』などで大ブレイクを果たした彼女は、学会内部の文化・芸能関係者が集う組織「芸術部」において、長年にわたり芸術部副部長や女性部の要職を務める中心人物へと昇格しました。学会員の間で彼女は「信仰の実証を示した象徴的存在」として絶大な信頼を集めており、この組織内での強い求心力が、公明党の選挙支援活動へと直結しています。