4歳で劇団に入り、モデルや子役としてキャリアをスタートさせた井上真央。彼女の知名度を全国区にしたのは、やはり1999年から放送された『キッズ・ウォー』シリーズだろう。「ざけんなよ!」の決めゼリフとともに正義感を爆発させる少女の姿は、多くの視聴者の記憶に鮮明に刻まれている。
その後、学業に専念するための休止期間を経て、大学進学とともに本格復帰。2005年の『花より男子』での牧野つくし役は、まさに彼女のハマり役となった。どんな逆境にも負けない雑草魂を持ったヒロインを全身全霊で演じ切り、続く2011年のNHK連続テレビ小説『おひさま』、そして2015年の大河ドラマ『花燃ゆ』での主演へとつながっていく。単なるスター女優にとどまらず、作品全体のクオリティを底上げする実力派としての評価を確実なものにしていった。